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アートのある暮らし

芸術全般に関して関心を持ったことを書いています。

100分de名著「手塚治虫」編を見て、マンガの素晴らしい点を再確認する。

 「100分de名著」というNHKの番組をご存知でしょうか。
これは、世界の名作について、読み解いていく番組です。
タレントの伊集院光さんと磯野佑子アナウンサーのMCお二人に加え、名著に関連する分野の専門家も招かれます。

今回は、その特別編として「100分de手塚治虫」として、通常の25分×4回の放送ではなく、100分連続放送でした。
そういうわけで、4人の論客が集結し、同じテーブルで手塚作品について語るという企画でした。

100分の中で、主に取り上げられた手塚作品は、「リボンの騎士」「MW」「鉄腕アトム」「奇子(あやこ)」「火の鳥 鳳凰編」でした。
私は手塚作品はどれも大好きで、特に、今回語られた5作については、それぞれ強烈な印象を感じました。
個人的に加えるならば、「ブラックジャック」と「アドルフに告ぐ」「ブッダ」もとりわけ強い印象を受けたことを覚えています。

手塚先生は、「漫画の神様」と呼ばれていますが、確かに神様です。
漫画の「始まりにして終わりなるもの」といえるほど、漫画の土台を築き上げた先駆者でありながら、様々な種類の漫画をすでに書ききってしまわれました(笑)
しかも、いつ読み返しても新鮮さを感じるのです。


特に、番組でも解説された「火の鳥 鳳凰編」は傑作です。
登場人物が仏教の悟りの境地に至るまでについての葛藤が、マンガで表現されています。
文字や言葉では伝えにくいことが、絵として、登場人物が話すということで読者に伝えられているということは素晴らしいことだと思います。

鳳凰編そのものの感想等については、ただいま火の鳥全巻を読み直しているところなので、またの機会にまとめたいと思います。

 

www.nhk.or.jp