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アートのある暮らし

芸術全般に関して関心を持ったことを書いています。

江戸時代から癒しのゆるキャラはあったという話。

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この三連休こそは名古屋のボストン美術館で開催されているくにくに展に行きたかったのですが、来週に延期となりましたので、

国立博物館アーカイブ で歌川国芳の「金魚づくし」シリーズを見ていました。このシリーズは全部で9種類あります。

金魚が擬人化されていて、とにかくカワイイのです!! 金魚は日本人に親しみ深い魚ですが、あのまん丸としたフォルムと、いつもパクパクさせている口が何か癒される…そんな魚です。

国芳の遊び心が詰まった作品だと思います。

日本の文化は、王侯貴族ではなく庶民のモノであり、国芳の作品からは庶民を喜ばせようという視線で作品が作られていることが感じ取れます。つまり、浮世絵は、庶民が気軽に楽しむことができたものです。金魚づくしがシリーズで作られているところを考えてみると、現代でいうと「カードダス」とか「ガチャポン」のように並べて楽しんだり、友達と交換するような楽しみ方もあったのでしょうか??

また、私が知らないだけかもしれませんが、海外の文化はこんなにユルい作品はなかったと思います。「カワイイ」という言葉は、世界でも浸透するようになってきましたが、そのルーツは何百年も前から日本にあったことを感じさせられる作品です。

国芳は、ほかにもカワイイ作品や今でいう少年漫画みたいなかっこいい作品もたくさん描いていますよ!来週、本物を見るのが楽しみです。

それにしても「金魚づくし」癒されます!!(ポストカードで売ってないないかな…)