読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アートのある暮らし

芸術全般に関して関心を持ったことを書いています。

漫画「キングダム」の個人的な名シーンについて その1

一番お気に入りの漫画を1冊だけ教えてほしいと聞かれたら、私はここ数年は「キングダム」(著:原泰久/集英社)とお答えしています。   本や音楽などの芸術モノのお薦めを聞かれたら、自分の好きなモノの中から、相手の性別、年齢、職業などから「この人だったらこれが好きそう」などと考えて、お答えする場合が多いのですが、漫画については「キングダム」押しです。

もちろん、他にも好きな漫画はたくさんあるのですが、漫画というカテゴリでは総合的にぶっちぎり1位なのです。あくまで私の個人的なランキングの中でですが。(笑)

なぜ、好きなのか?

私は、世界史(正確には軍事史)マニアなので、当該漫画が好みのカテゴリに入るから好きだというのもありますが、感動するシーンがたくさんあって、何回も読み返してしまうからだと話しています。

その前に、「キングダム」がどういう漫画かをざっくり説明すると、物語は古代の中華大陸が舞台で、「秦」という国の少年(信)と王(政)が中華統一を目指していくというものです。歴史では実際に統一を果たして「秦の始皇帝」が誕生します。

いかんせん、古い時代なので、史上の詳細な出来事は、現代ではわからないことも多々あります。「キングダム」では、作者が考えたフィクションの設定、キャラクターも混ぜ合わせながら、物語は進んでいきます。

では、話は個人的な名シーンに戻ります。

まず、第1位について。既刊は42巻ですが、私が特に何回も読み返しているのは30巻~33巻【蕞(さい)守城戦】です。

蕞というのは、秦の国都:咸陽の喉元の城であり、秦の国の最終防衛地での戦いの物語です。

まず、戦いの初めや最中に、軍のトップが「檄を飛ばす」シーンが、様々な漫画や映画の中にあると思いますが、「キングダム」は「戦い」を軸に話が進んでいくので、様々なキャラクターが檄を飛ばします。守城戦の前に秦王(政)が様々な事を語りかけるシーンがあるので、そこはぜひ読んでほしいと思います。

つぎに、戦局の終盤で、「ある人物たち」が現れるシーンが見開きで出てくるシーンがあります。これまでの戦いの中で、信や政が信じてきたことが実現されたシーンでもありますが、我々読み手には数ページ前まで明かされませんでした。主人公たちと「ある人物たち」の関係性の深さに、もう一度過去の巻に戻って読み直したくなります。

2つをひっくるめて1位とカウントしました。この物語の中だけで、好きなシーンがたくさんあります。本編のネタバレはしない方が楽しめますので、かなり遠回しな文章表現になってしまいましたが、読まれた事がある方はどこのシーンかお分かりになるだろうと思います。

長くなりそうなので、2位と3位は次回書きます。